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【VYM】増配シミュレーション|過去の増配率や配当金推移を詳しく紹介

こんにちは、なるです。

投資をしている方なら誰でも!?
夢に見る配当金生活【不労所得】
また、これから高配当株投資を始めようとしている方も多いと思います。

今回の記事では、

【VYM増配率シミュレーション】VYMの増配率や増配による配当金推移は!?

というテーマで

  • VYMの過去の増配率
  • VYMの配当金実績
  • 増配による配当金の推移
  • 株価上昇による資産の増加
  • VYM積立シミュレーション

を紹介していきたいと思います。

ETFなので配当金ではなく分配金といいますが、分かりやすく配当金と記述していきます。

HDVの増配シミュレーションはこちら

 

 

前提【VYM増配率シミュレーション】

今回は2パターンに分けてシミュレーションしていきます。

パターン①:配当金再投資なし
パターン②:配当金再投資あり

その他の条件
配当利回り:2.96%(2024/8/10)
税率:10%(新NISAの成長枠)
運用期間:20年間
運用金額:100万円
増配率は過去10年の平均で計算

増配率シミュレーションは積立投資よりも一括投資の方がイメージが湧きやすいので、新NISAの成長枠でVYMを100万円購入したという前提で検証していきます。

運用資産が500万円の方はこのシミュレーションを5倍してください。

最後に積立投資の場合も簡単にシミュレーションしておくので気になる方は最後までご覧ください。

 

VYMの増配率・配当金の推移

VYMの増配率

過去5年平均:5.61%

過去10年平均:7.16%

VYMの配当金の推移

VYMの過去10年間の配当金推移

VYMの配当金推移

https://seekingalpha.com/より引用

なる
なる
きれいな右肩あがり!

コロナ過でもしっかりと増配し、13年連続増配中です。

利回りは高くないものの13年連続増配しているのがVYMの強み!
HDVやSPYDなど他の米国高配当ETFはコロナ過で減配しています。

VYMの配当利回りの推移

VYMの過去10年間の配当利回りの推移

VYMの配当利回り推移

コロナ過では一時配当利回りが5%を超えましたが、ここ3年間は3%前後で推移しています。

3.2~3.3%くらい利回りがあるときに購入したいところ。

なる
なる
当配当株投資で成功する一つのカギは、下落時に購入すること!

 

VYMの株価の推移

VYMの株価推移。コロナ時に暴落している

VYMの株価推移

株価はここ10年間で1.8倍になっています。

2008年の底値(23.07ドル)からみれば5.2倍に。

増配の恩恵を受けながら株価の値上がり益もしっかり受けられます。

投資信託や、成長個別株の底を見極めるのはとても難しい,,,
しかし、
当配当株であれば過去の暴落時の利回りからある程度底値を予想することができます。また、自分の設定した目標利回りを超えたら『購入』と決めておけば暴落時にも迷いなく購入することができます。

 

パターン①:配当金再投資なし

もう一度前提を確認します

配当利回り:2.96%
運用資産:100万円
増配率:7.16%
新NISA枠→税率は10%
配当金再投資なし

VYMに一括投資して、その配当金を再投資しない場合の配当金推移

受け取れる配当金の推移

追加投資・配当金再投資なしでも増配率が7%もあると配当金はどんどん増えていきます。

 

VYMの年間配当金の推移を表に表した

1年目には2.6万円だった配当金が、10年目には約5万円、20年目には10万円になっています。

20年間で受けとれる配当金は約111万円

また、運用資金100万円で分配金が10万円なので取得費に対する利回りは10%に!
受け取った配当金を使いながらこれだけ配当金が増えていきます。

500万円運用予定の方は20年後には年間50万円です。

 

パターン②:配当金再投資あり

もう一度前提を確認します

配当利回り:2.96%
運用資産:100万円
増配率:7.16%
新NISA枠→税率は10%
配当金再投資あり

配当金を再投資した場合の、VYMの年間配当金の推移

※配当金再投資あり

配当金を再投資した場合、20年間の累計投資額は229万円になります。

 

配当金を再投資した場合の累計投資額と年間配当金の推移を表した表

配当金を再投資した場合、
1年目には2.6万円だった分配金が、10年目には約6万円、20年目には約15万円になっています。

なる
なる
個人的にはパターン①の20年間で111万円使いつつ、20年後に配当金10万円が魅力的です。

今後20年間、分配金に手を付ける必要のない方は分配金再投資あり
すぐにでもサイドFIREしたい!という方は配当金再投資なしが良いかもしれませんね。

 

VYM積立シミュレーション

最後に積立投資をした場合もシミュレーションしていきます。
毎月5万円×20年間=1,200万円
新NISAの成長投資枠をちょうど使いきれます。

毎月5万円・再投資なし

配当利回り:2.96%
初期投資額:0円
積立金額:5万円/月
増配率:7.16%
新NISA枠→税率は10%
配当金再投資なし

 VYMに積立投資した場合の配当金のシミュレーション

積立投資の場合

 

VYMに積立投資した場合の累計投資額と配当金の推移

 

このシミュレーションの場合、1,200万円投資し20年後に受け取れる分配金は60万円です。
つまり、取得費に対する配当利回りは5%です。
一括投資の場合10%だったのでかなりの差ができます。

 

毎月5万円・再投資あり

配当利回り:2.96%
初期投資額:0円
積立金額:5万円/月
増配率:7.16%
新NISA枠→税率は10%
配当金再投資あり

VYMに積立投資かつ配当金を再投資した場合の年間配当金の推移

積立投資かつ再投資

配当金を再投資した場合、20年間の累計投資額は1,740万円になります。

VYMに積立投資しながら配当金も再投資した場合の累計投資額と年間配当金の推移

再投資した場合、20年後の取得費に対する配当利回りは4.55%です。

やはり積立投資は増配の恩恵を受けずらいことが分かります。

 

まとめ

このシミュレーション結果からFIRE・サイドFIRE・配当金生活を目指す方に一ついえることは

なるべく早く成長投資枠を埋めて、配当金を使いながら増配の恩恵を最大限に受ける!

です。

一括投資して再投資しない場合、20年後の配当利回りは10%!
値上がりも狙えるETFなので投資信託を売却してVYMに乗り換えるのも1つの手(自分はそうしています。)

また、高配当株の恩恵を受ける最大のポイントは
『暴落時に購入する!』
です。

通常数年間かけて配当利回りを上げていきますが、暴落時であれば1カ月で数%配当利回りが上がることはざらにあります。

なる
なる
2024/8/7の底値では7月中旬まで配当利回りが3.7%ほどだった双日の利回りが5.5%まで上がっていたよ!

暴落時にしっかり買い増しができるようにしましょう♪

 

【HDV】増配シミュレーション|過去の増配率や配当金推移を詳しく紹介

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