こんにちは!
なるです。
今回は
【S&P500が大暴落しても損を最小に抑える方法!】
を紹介していきます。
インスタグラムからコメントいただいた方は、コメントありがとうございます!
結論だけ見たい方は目次から最後まで飛んでください。
【目次】
S&P500にも必ず暴落がやってくる
過去99年間の歴史を見ていくと約10~20年に一度のペースで大暴落が起きています。

ですが、
いざ大暴落に直面したときにも慌てて売ることなく、長期保有していくことが資産を増やすためには必要です。
過去の大暴落についてまとめた記事はこちら⇓
画像をクリックで記事にとべます。
2024年8月一週目から二週目にかけての暴落で、投資信託を売却してしまった方がたくさんいたというデータがあります。
『暴落こそ買うチャンス!』
とほとんどの方が分かっているにもかかわらず、いざ暴落に直面すると売ってしまう,,,
考えられる原因は2つ
✅投資の知識が足りない
リスクをとりすぎている
- 生活防衛資金を確保していない方
- 信用取引で資産以上の株を保有している方
- レバレッジETFなどでリスクをとっている方
などが今回の暴落で追証になってしまったり、株を売却して退場してしまっている気がします。
自分のリスク許容度を見直すことが重要です。
投資の知識が足りない
リスク許容度の範囲で投資していて
『暴落は買いのチャンス!』
と分かっていながらも買い増すことができなかったり、売却してしまった方は投資の知識が少し足りないかもしれません。
・〇〇%株価が下落したら○○万円分購入する!
・利回りが〇%まで上がったら購入する!
・RSIが20を下回ったら購入する
など自分自身の中で決めておくと良いかもしれません。
また、暴落してもいつかは上がる!
を信じられるように暴落に対する知識をつけておけば慌てることなく買い増せるようになります。
前置きが長くなりましたが、今回の記事では
『暴落で考えられるリスクとその対策』
について紹介していきます。
米国株全力投資は為替リスク大
・全力S&P500投資
・レバナス全力投資
という名前でインスタやXで投稿している方を見かけますが、個人的にはあまりお勧めしません。
個人的に投資を続けるうえで一番重要なことは
メンタルの安定!
です。
なぜ米国株への全力投資がメンタルに良くないのか!?
2007年に起きたリーマンショックで解説していきます。(S&P500)
株価
✅2007年10月から2009年3月にかけて暴落
✅下落率:約53%
ドル円(為替)
✅2007年6月から2009年1月にかけて円高(暴落)
✅下落率:約27%
このように米国株の暴落と円高が同時に進んだ場合、資産は一気に減っていきます。
ちなみに、為替も加味したリーマンショックの下落率は
-66%!

米国株だけに投資する恐ろしさが分かっていただけたこと思います。
為替リスクへの考え方
では、日本株と米国株をどのような比率で持つべきなのか?

直感で
日本株50%:米国株50%
と考える方が多いと思います。
ですが、私たちは日本人です。
日本で働き、給料は『円』で受け取ります。
そのため
日本株20~30%:米国株70~80%
くらいが理想だと考えています。
暴落が来たときに
円高の場合:お得に買える米国株を購入
円安の場合:すでに資産の70~80%はドルなので、円安で資産が増えていることを喜びながら日本株を購入
このような立ち回りをすれば暴落時にも為替リスクを受けにくく、上手く株数を増やすことができると思います。

S&P500とTLT(米国債券)を組み合わせる
ようやく本題の本題に入ります。
ここからは為替を考えずに株価による損益を見ていきます。
結論から言うと今回おすすめする暴落への対策は
S&P500と米国債の組み合わせで暴落に備える
です。
そもそも米国債とは
1. 発行体:
- 米国債は、アメリカ合衆国政府が発行します。これには連邦政府が発行する国債であり、特定のプロジェクトの資金調達や政府支出を賄うためのものです。
2. 種類:
- 短期国債(T-Bills): 1年未満の満期の債権で、ディスカウント価格で発行され、満期時に額面価格で償還されます。
- 中期国債(T-Notes): 2年から10年の満期を持ち、定期的な利息(クーポン)が支払われます。
- 長期国債(T-Bonds): 10年以上の満期を持ち、こちらも定期的な利息が支払われます。
3. 利息と元本:
- 米国債は定期的な利息支払いがあり、満期日には額面価格で元本が返済されます。
株式が成長性を追求し、企業の価値上昇から利益を得たい投資家に適しているのに対し、米国債は安定した収入と低リスクを求める投資家に向いています。

また、米国債はETFで簡単に購入することができます。
米国債ETF
- iShares U.S. Treasury Bond ETF (GOVT)
- iShares 1-3 Year Treasury Bond ETF (SHY)
- iShares 7-10 Year Treasury Bond ETF (IEF)
- iShares 20+ Year Treasury Bond ETF (TLT)
- SPDR Bloomberg Barclays 1-3 Month T-Bill ETF (BIL)
- Vanguard Short-Term Treasury ETF (VGSH)
- Vanguard Long-Term Treasury ETF (VGLT)
長期保有する場合だと、長期国債がおすすめです。
この中だとTLTとVGLTが当てはまります。
ためしにコロナショック時のS&P500とTLTの株価推移を見ていきます。
S&P500
TLT
コロナショックで
S&P500:約34%下落
TLT:約30%上昇
というようにきれいに反対の動きをしています。
まだまだ資産を増やす段階であればS&P500の比率高くしてリスクをとりつつ資産の最大化を狙うのもありだと思います。
家庭を持っている方や老後資金にしようと考えている方は今回を機に債券をポートフォリオに入れてみるのも良いかもしれません。
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